2017年12月22日金曜日

AA-Camera を作る (概要編)

この記事は、ケーシーエスキャロット Advent Calendar 2017 の22日目の記事になります。

AA-Camera とは

AA はアスキーアートの事です。プレーンテキストで絵を描くアレです。 つまり AA-Camera とは、パシャっと撮影すると、アスキーアートで保存されるカメラという事です。 画像ファイルではなく、テキストファイルとして保存するので、ファイルサイズはかなり小さくできます。
たとえば、3280 x 2187、色深度8bit、RGBで撮影した画像を JPG で保存して、だいたい 1MB だとしましょう。



これをテキストファイルで表現したら、90KB 程度で表現できます。さらに tgz で圧縮してあげれば 10KB 程度まで小さくできます。


色情報をはじめ、かなりの情報は失われますが、なんとか読み取れる程度の画像になります。あとは見る人の想像力次第です。本来はテキストファイルとして出力しますが、ここでは説明のため画像ファイルにして貼り付けました。(テキストだとブラウザの環境次第で表示が崩れるので)。ちなみに背中のあたりを拡大すると↓こんな感じ。


ちゃんとテキストだけで描かれています。さて、こんなカメラを作るのが今回のテーマです。使うのはラズパイ(RaspbetyPi 3 ModelB) と、ラズパイカメラ(Raspberry Pi Camera Module V2.1) と、ちょっとした電子工作のためのブレッドボードやジャンパー線、スイッチ等。デジカメを自作するようなものですが、ラズベリーパイがあれば実際に簡単に作れてしまいますので、やってみましょう。

次回はカメラを組み立てます。普通の写真が撮れるところまでサクッと作ってしまいます。
さらにその次の回では、撮影した画像を編集してテキストファイルにして保存する作業です。

と、ここまで書いてみたものの、概要編が寂しい気がするので、もう一枚パシャっと。


かなりの情報は抜け落ちてますので、見る人が補ってください。(笑)

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